管渠調査とは・・・ 管路施設を維持管理していく上で、絶対的に必要なもので、例えるなら健康診断と同じようなものになる。下水の設置の状態が適正であるか、または異常がないか、異常がある場合、緊急を要するレベルにあるかなど、まずは調査をし確認して見ないことにはわかりません。定期的に調査を行う事によって、異常箇所を早期発見し、管路の延命措置にもつながります。

広角レンズを使用することによって通常レンズよりも広い視野にて連続して展開することが可能になりました。これによって管内の状況把握が容易になり、さらに調査に係る時間も大幅に短縮することが可能です。

管渠内調査用自走式TVカメラにて、遠隔操作でモニターに管内の状況を写し出し調査を行います。管内の状況がモニターにはっきり写る為、管内の状態、異常のレベルが明確に分かります。これらの調査にて得た資料(映像、報告書)を基に、以後の延命処置がされていきます。

取付管とは家屋敷地内に設けられている宅桝から下水本管へ繋がっている排水管の事を言います。工場のような大きな施設では両方の管が存在している事もあり、排水されているものの水質によっては管内の腐食がしやすく、放置すると排水が地下へ浸透し、地下水汚染の原因となります。

管径の大きい管内、またはマンホール内の調査にはTVカメラではなく、作業員が直接入り調査を行います。作業員の目で直接調査を行うため、管の強度など目ではわかりにくい事まで調べられます。また管内は場所によっては酸素濃度が低下している箇所や、有毒ガスが発生している箇所があり、現場の安全を確保の基に作業を行っております。

管路内流量測定と同時に処理場・ポンプ場の流入量を測定する。これらのデータを基に浸入水等の不明水の調査を行う事が出来ます。不明水を放置すると管路の流下能力不足や、処理水質の悪化、経費の増大、管内の土砂堆積等の問題が発生する恐れがあります。 未然に防止するためには、定期的な管内の調査が必要不可欠だと思われます。

送煙調査、圧気調査も行っております。送煙調査とは下水管内に煙を焚き出し、煙の出るところによって管内の破損等の異常箇所や、取付桝や雨水桝等の誤接を調べます。また圧気調査とは管内の異常の恐れのある箇所に補修用の注入装置をセットし、水または空気を送り込み一定の圧力をかけ放置し、圧力が保てるかどうかによって、管内の異常を調べる調査方法です。