業務用厨房を抱えている所へはグリーストラップの設置が義務付けられているものであり、油脂や残さを下水に流さないようにする為のものである。そのため、定期的に槽内を清掃する必要があり、清掃を怠ると悪臭や詰まりの原因となります。


グリーストラップは、厨房からの排水中に含まれる油脂(グリース)が、排水流下にともない、配水管内面に付着冷剤固形化して、管径を縮小し、管を閉塞させることを防止する為の装置です。
グリーストラップの目的は、排水中に含まれている油脂分(グリース)の流過を阻止し、分離・収集して排水系統を詰まらせ、その機能に支障をきたすことを防止することにある。したがって、グリーストラップは、阻止・分離・収集装置であって、処理装置というものではありません。それ故、収集された油脂分(グリース)は、次第に器内に堆積するので、定期的に必ず掃除をして、油脂分(グリース)を除去することが必要であります。
油脂分(グリース)を排水と分離する原理については、その比重差による自然浮上法を利用するものであり、グリーストラップには隔板を設け、流入してくる排水の速度を減速し、流れを乱さないようにして、油脂分(グリース)の分離を助ける役目をさせています。そこでグリーストラップがその目的と機能を十分に発揮するためには、

①使用水量に見合った適正な容量・構造をもつグリーストラップの設置 

②グリーストラップ内の清掃は、専門の清掃業者に委託する。

※グリーストラップ内の定期清掃を行わない場合、排水系統を詰まらせその機能に支障をきたす。目安として2ヶ月に1度清掃を行う。(油を多く使用する店舗は1ヶ月に1度を目安とする。)

グリーストラップは、阻止・分離・収集装置の為、清掃をしなければ油脂分(グリース)、堆積沈殿物がどんどん蓄積されていきます。やがて油脂分は固形化し、槽内全域、ストレーナー、配水管内などに付着します。また、堆積沈殿物は腐食し異臭を放つようになります。これらの事を事前に防止し、グリーストラップ本来の機能を維持していく為に定期的な清掃が必要となるのです。
 万が一、グリーストラップの異臭、管内詰まり等があった場合は速やかに専門の清掃業者に連絡し、清掃等を行ってもらう事が必要になります。
油脂は温めれば液化し、冷ませば固形化する性質があることから、温かいスープ等に含まれた油脂は、排水中にやがて固形化し排水管内に付着します。付着した油脂は管を狭くしたり、やがて沈殿物となるものも付着させ、詰まりの原因となります。 

詰まりの防止策として、シンクからお湯を流して付着した油脂までお湯の熱を保つことができれば良いのですが、付着した油脂にお湯が届くまでにお湯は冷めてしまいますが、管内を高圧洗浄すれば付着した油脂も水圧によって除去することが可能です。排水するものに含まれる油脂量によって洗浄の頻度は異なります。

詰まってからの洗浄だと直るまで排水ができなくなるため、ご自分の排水に合った清掃計画を立て、詰まりを未然に防止するようにしましょう。

弊社ではグリーストラップの設置から清掃、詰まり補修、改善のための提案をさせて頂いております。グリーストラップを維持していく上で設置は非常に大切なことであり、設置の仕方次第で維持費が異なってきます。

上記図見て頂いて分かる通り、グリーストラップは水と油が分離することを利用し、油脂を収集する仕組みとなっておりますので、一定の深さがないと水と油が混合した状態で下水へ流れ出てしまいます。

法律では設置をすることまでは決まっていますが、その形状に縛りは無いのが現状です。本来グリーストラップにて収集される油脂が流れ出た際、グリーストラップから桝間の排水管にも油脂が付着し、管渠清掃が必要なかった箇所まで必要となることがあります。

さらに桝から公共下水道へ流れ出た際は、役所から指摘を受けることもあります。